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福祉用具(電動イス、介護ベッド)の事故に注意。 [福祉]

9月21日は敬老の日です。それを迎えるに当たって、高齢者の介護に関する呼びかけが行われています。

介護ベッドや電動車いすなどの福祉用具は高齢者や生涯のある人々の自立した社会生活を支援する製品として書かせない存在です。

しかし、最近、福祉用具(介護ベッドや電動いす)の使用中に誤使用や不注意によって事故を起こし、死亡したり、けがをしたりという高齢者の事故が増えていることが話題になっています。

製品評価技術基盤機構(NITE)の集計によると。福祉用具の使用中の事故による死亡や負傷の件数は2010年4月から今年の3月までで135件です。

数で言うと、そんなに多くないように思えますが、福祉用具を使用するような、高齢者や障害のある方々はとっさに危険を回避することが困難で、事故を起こすと重大な結果になることが多く、福祉用具の事故で135人中49人が死亡、51人が重傷、継承が35人でした。

死亡が約3分の1、重傷がさらに3分の1以上という事故が起きたときの被害が甚大であることがわかります。


どの福祉用具による事故が多いかというと、62件の「介護ベッド」が一番多く、「電動車いす」が39件。ほぼこれで100件近くの件数となっており、死亡者の内、9割以上にも上る44人がこの二つのどちらかを使用中に事故を起こしてしまったケースとなっているようです。

どちらも介護現場では結構よく見られる福祉用具ではないでしょうか。そして、身近にない人間にとっては何が原因で事故になるケースが多いのかわからず、対策がなかなかうまくいかないようです。

NITEによると、介護ベッドでは、ヘッドボードやサイドレール、ベッド用グリップなどの隙間に頭やくびなどを挟み込んだ事故がもっとも多いようです。普通に生活している方にとってはなかなか予想がつかないですが、高齢者だと挟み込んでしまうことが多いようです。

また、電動いすでは、乗車中の転倒や転落が多いようです。便利ではありますが、やはりフリーに電動いすで動き回るのはリスキーなのが現状のようです。


対策としては、介護ベッドに関しては、べっどの透き間や製品の組み合わせ、破損状況などを確認したり、ベッドの周囲の整頓を心がけることが必要のようです。
高齢者は少しの環境の違いで事故のリスクがだいぶ変わってしまうので、本人だけでなく、家族の確認が必要になる場合もあるでしょう。


電動いすに関しては、危険なものにも関わらず、講習会などで正しい使用方法を拾得せずに、使用してしまうことがあるようです。やはり、危険な乗り物には違いありません。正しい使用方法を拾得してから使用することが必要になります。また、体調不良時に運転しない、走行中は路肩によりすぎない、踏切の横断や急な坂道の走行はできる限り避けるようにする、といったことを心がけることでリスクを少しでも回避していくことが可能と指摘されています。


NITEに報告されている事故の内、37。4%が使い初めてから1年未満に起こっており、使用に不慣れなことも事故の原因の1つとされています。


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